ヒーリングとは
ヒーリングとは、身の回りのものを通して自分を見つめなおし、心身をリラックスさせることをいいます。
ヒーリングとして使われるものは、心理療法、アロマセラピー、マッサージ、自然食、絵画鑑賞、入浴などさまざまです。
心身に対するさまざまな働きかけによって、体がリラックスし、心が満たされることを「癒し」などとも言い、最近では癒しブームとして注目を浴びています。
癒し、と聞くと、リラックスして気持ちいいものかな、というイメージが湧く人が多いと思います。ヒーリングと癒しとはどう違うのでしょうか?
ヒーリングには、癒しブームでもてはやされているモノや運動による刺激による一時的なリラックスではなく、日々繰り返されている感情にアプローチする専門的なものがあります。
ヒーリングによるアプローチにより、物事の感じ方が変わっていき、日々少しずつ心身が軽くなり、毎日が安定する。なかなか奥が深いものです。
例えば、朝、すし詰めの通勤電車にゆられて、会社ではピリピリして、つきあいで飲んで疲れて帰ってきたとしましょう。
かわいいペットとじゃれあったり、ゆっくりお風呂に浸かると癒されますね。でも、ふとムカついた上司の顔を思い出してイライラしてしまったり、体にはなんとなく朝の通勤電車から飲みまでのだるさがあちこちに残っているように感じることはないでしょうか。
ヒーリングでは、体や心が覚えている、たくさんの蓄積や、何かが起こったときに繰り返される同じパターンの考え方や感情などにアプローチすることで、自分の感じ方を変え、少しずつ心身を軽くしていくような手助けをしていきます。
ヒーリングがうまくいくと、自分の内面と外で起こっていることがスムーズに流れているように感じたり、心身が充実して満たされているように感じ、周りからイキイキ輝いて見えるようなこともあります。
ヒーリングにはたくさんの種類があるので、自分に合ったアプローチ法で、毎日少しずつ、輝いていく自分になってみたいですね。